古くから日本の食生活に根ざしてきた「麹」が、ヘルシーフードとして注目を浴びています。バラエティ豊かなメニューを通して、麹が持っている魅力を精力的に伝えているの麹Style鈴木ひろみさんに麹が持つポテンシャルについて伺いました。
日本人にとって身近な「麹」
麹を原料に作られた甘酒の強み
ただし、酒粕から作られた甘酒はアルコール成分が含まれていて、糖類が添加されているのがネックに。そこで鈴木さんがオススメするのが麹から作られた甘酒になります。
「麹から作られる甘酒は、“麹+水”で作られるものや、“麹+ご飯+水”で作られるものがあり、これらは麹に含まれる酵素の力で分解されて甘くなります。
酒粕をもとに作られた甘酒と違いノンアルコールなので、いつでも誰でも、飲むこと食べることができますよ」
甘酒は「飲む点滴・飲む美容液」と呼ばれるほど栄養が豊富
私たち日本人にとって甘酒は、日本書紀に登場するほど古くから親しまれている飲み物。一般的に甘酒には、糖分やアミノ酸、種類豊富なビタミン類が多く含まれていることが明らかになっています。 「甘酒は、その栄養価の高さから『飲む点滴・飲む美容液』と呼ばれているスーパードリンク。発酵食品の麹には、腸内環境を整える効果もあることから、美容や健康にいいと言われています。 また、腸内環境が整うことで免疫力アップにつながり、アレルギー改善効果の可能性が認められるというような文献も出ており、実際にお子様やご自身のアレルギー改善・お薬を卒業する人を多くみています」 健康のために腸内環境を積極的に整える「腸活」という言葉がポピュラーになりましたが、麹を原料とした甘酒も実は「腸活」にピッタリの飲み物。ぜひ積極的に日常に取り入れていきたいですね。
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