ワークマンとユニクロの「ルームシューズ」を比較!価格はほぼ同じだけど、大きな違いが

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暦の上ではもう春とはいえ、夜はまだまだ冷え込むことも多いですよね。 中でも気になるのが、手先や足先の冷えではないでしょうか? フローリングの冷たさから足を守るためにも、足元にはあたたかいルームシューズを履きたいですよね。  そこで今回は、あたたかくて見た目もかわいいルームシューズを比較しました。春先まで履きたいルームシューズ選びの参考にしてくださいね。

どちらもモコモコで可愛いけど、タイプが違う

左:ワークマン「Heyaルームシューズ」 右:ユニクロ「フリースブーツルームシューズ」

●ワークマン「Heyaルームシューズ」
価格:980円(税込)
カラー:アイボリー、フェードオレンジ
サイズ:レディースフリーサイズ 23cm〜25cm相当

●ユニクロ「フリースブーツルームシューズ」
価格:990円(税込)
カラー:ブラウン、ネイビー
サイズ:M、L、XL  

ワークマンのHeyaルームシューズは店舗に短いタイプも売っていましたが、冷え性の人は足首まで覆うタイプが良さそうです。  
見た目はどちらのルームシューズもかわいらしくて、店舗で商品を見つけた時にはテンションが上がりました。筆者の足サイズは24.5cmなので、ユニクロはLサイズをチョイスしています。

まずは、素材から比較してみる

左:ワークマン「Heyaルームシューズ」 右:ユニクロ「フリースブーツルームシューズ」

左:ワークマン「Heyaルームシューズ」 右:ユニクロ「フリースブーツルームシューズ」

ワークマンのルームシューズは、本体の生地がナイロン100%で中綿がポリエステル100%、ユニクロのルームシューズはポリエステル95%とポリウレタン5%でした。  

どちらもポリエステルが多く使われているようですが、ワークマンは表面全体をナイロンで覆っているようです。


左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ 

洗濯表記は、ほとんど同じでどちらも非常に弱い洗濯が可能です。洗濯液温はワークマンが40度までで、ユニクロは30度までという違いがあります。乾燥機やアイロンは禁止で、洗濯後は日陰干しの表記があります。  また、ユニクロと違ってワークマンのルームシューズは、“非常に弱い操作によるウェットクリーニング”ができます。形崩れや色落ちが少なく洗えるのは嬉しいですね。

また、ユニクロと違ってワークマンのルームシューズは、“非常に弱い操作によるウェットクリーニング”ができます。形崩れや色落ちが少なく洗えるのは嬉しいですね。

見た目を比べてみる


左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

 ワークマンは履き口に、4.3cmほどのゴムが付いています。靴底のグレーカラーと同じ色合いでおしゃれにみえますね。ユニクロは、全体がフリースのような感じで、履き口からモコモコとしたボアが見えるデザインです。見た目からタイプの違いがわかります。

左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

 後ろからも撮影してみました。ワークマンは長靴のように履き口の上部は円形になっていますが、ユニクロは上部から足首まで切り込みが入っているので、内側のボアが見えます。フワッと軽くて、小さなぬいぐるみのようなイメージでしょうか。

底の部分を比べてみた


左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

次に、靴底を比べてみましょう。横から見ると、ワークマンは靴底の部分が2.5cmほど覆われているのに対して、ユニクロはしっかり裏向きにしないと靴底の素材は見えません。  

ワークマンの靴底の素材はポリエステルですが、塩化ビニル樹脂コーティングがしてあります。塩化ビニル樹脂がコーティングしてあると、耐久性が上がって、水の侵入も防げるそう。ルームシューズに、水分を吸収しないのは嬉しいですね。

左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

また、底の部分は横からつまむとどちらも柔らかいのですが、ワークマンの底に使っている塩化ビニル樹脂コーティングが固めなので比べるとユニクロの方が柔らかく感じました。


左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

ワークマンの靴底の塩化ビニル樹脂コーティングは、張りがあって触るとザラザラとしたゴム手袋の滑り止めのような感触です。一方のユニクロの靴底は、柔らかくてしっとりとサラサラした感触です。

インソールの部分を比較してみる

左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

インソールの部分が見たくて、ルームシューズを裏返してみました。ワークマンは、靴底の生地がしっかりとしているので裏返すのに結構な力が必要でしたが、ユニクロのは全体的に柔らかいので、すぐに裏返せました。  

裏側の部分は、ワークマンは黒で短めのボア、ユニクロは、内側全体と同じボリュームのあるボアになっています。

筆者が履いてみると…明らかに違う!

左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

履いてみると、明らかに違うポイントが。まず、足を入れた感じは断然ユニクロの方があたたかいと思いました。シューズの内側全体にボアがあるので、足全体が包まれているような履き心地。ユニクロと比べてワークマンは、足を入れた瞬間は冷たさを感じます。

左:ワークマン 右:ユニクロ

左:ワークマン 右:ユニクロ

履きながら、30分ほど立って家事作業してみるとまた変化が……。ワークマンのルームシューズは、履いた瞬間はひんやりしていましたが、少しずつシューズの中があたたかくなってきました。

 また、上部についているゴムがしっかりとふくらはぎにフィットして、歩いた時にも安定感があります。

 ワークマンはゴムで固定されているので、隙間からの寒さが気になりません。ユニクロは後ろの部分に隙間があるので、短めのレギンスなどを履くと寒さを感じてしまいます。

耐久性ならワークマン、今シーズンだけならユニクロ

 ユニクロは、履いてすぐはあたたかく感じて良いのですが、動き出すと暑くなり過ぎて汗をかいてしまいます。汗をかくと蒸れを感じるので、毎週洗濯することになりそうです。そう考えると、今シーズンで履き捨てることでしょう。  ワークマンは、じわじわあたたかくなるので、洗濯回数はそれほど多くなくても良さそう。靴底の塩化ビニル樹脂コーティングも、表面に使っているナイロンも耐久性があるので、ウェットクリーニングなどで上手に洗濯できれば数年は履けるかなと感じました。  ユニクロのルームシューズはネットでも在庫があり、ワークマンのルームシューズは店舗のみの販売です。筆者が購入した時は何足か並んでいました。春先まで活躍してくれるルームシューズ、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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